モートン病
モートン病とは、足の指にかけて走る神経が、慢性的に圧迫されて痛みを感じる神経障害です。モートン病の不快な症状が続いている患者様は、ぜひ一度黒岩鍼灸整骨院までご相談ください。
モートン病の症状とは
モートン病の症状は、個人差はありますが、第3-4足趾間(第3趾と4趾の向かい合う側)のしびれ、疼痛、灼熱痛などの多彩な神経症状が出現します。
前足部足底の小さな有痛性の腫瘤を主訴に来院されることもあります。痛みの部位は、第2-3、4-5足趾間のこともあります。
また、痛みは強いことも少なくなく、時には、脛やふくらはぎまで及ぶこともあります。足の親指と人差し指の間や、足の中足骨の付近にある神経が圧迫され、足底部に痛みが生じることです。
この痛みはピリピリした痛みや、火傷をしたような感覚に近いです。時にはしびれや腫れ、炎症も伴うこともあります。また、足の中足骨の部分に圧痛が生じ、触ると痛みます。
モートン病を放置していると症状が悪化し、手術が必要になる場合があります。しかし症状が軽度なら、自己管理や正しい生活習慣で改善できます。
モートン病の原因
モートン病の原因は、足の中足骨にある神経が圧迫されることです。
- 靴やスリッパの履き過ぎ
- 長時間の立ち仕事
- 運動不足
- 足アーチの形態異常
- 外反母趾や偏平足
これが原因になってモートン病を引き起こすことがあります。過剰な運動や外傷、肥満なども原因として挙げられます。
モートン病は特に女性に多く、高いかかとや細い靴を履いたり、長時間の立ち仕事や運動不足などが原因として多いことが知られています。
モートン病を改善するには
モートン病の改善法には、当院の専用整体や鍼灸施術以外に足を休めることや、足の形状に合った適切な靴を履くことが挙げられます。
また、炎症を抑えるために湿布やアイシングなどの冷却療法や、マッサージやストレッチ、足の筋力を強化するエクササイズなどが効果的です。
さらに、足裏のアーチをサポートするインソールや、靴の中敷き、特殊な足底マットなどを使用することも症状の改善に役立ちます。
モートン病を予防するには
モートン病の予防法としては、適切な靴選びや、足を休める時間を作ることです。
また、正しい歩き方や適度な運動、足の筋肉のストレッチやマッサージなどもおすすめです。
体重の管理をしたり、過剰な運動や外傷を防いだりするのもプラスアルファになります。
モートン病は早期に発見し、対処すれば治りも早いです。
放置して症状が進行してしまうと、足の中足骨に異常な骨増殖が生じ、最悪手術が必要になります。
保護や痛みの緩和のために、特殊な靴や靴下、シリコンパッドを使用する方法もあります。
万が一モートン病になっても、痛みが軽度なら自己管理でも回復が見込めます。足の負担を減らし、適切な靴を選んで運動をおこないましょう。当院での下駄歩行やリハビリトレーニングでも足の筋肉を強化できます。
足のアーチをサポートするインソールを使用するのもいいでしょう。